わたしたちは食べたものからできています
~ひと口ひと口を大切に~
浦田クリニック・スコール金沢では、健康のための食養生として「何を食べるか、何をどのように食べるか」を大切にしています。
人の体は約60 兆個の細胞から構成されており、細胞の栄養は私たちが食べるものを材料にしています。
ひとつひとつの細胞の栄養を正常な状態に近づけていくことで、老化を予防できると考えられます。
栄養は体に吸収されて
はじめてその力を発揮します
いろいろなものを食べることで、栄養素の本来の力を相互に働かせ、それをしっかりと体内に吸収させる必要があります。
そのためには、腸を整えておくことが重要です。
腸に不調があり、粘膜が荒れていると全身の不調(アレルギーをはじめ、頭痛や便秘、うつ、発達障害など)を引き起こす原因となります。
また、栄養の吸収は個人差があり、同じように食事を摂っても胃の消化、吸収機能に違いがあります。
よってすべての人にあてはまる正解の食べ物はないため、それぞれの人の体調、器質に合わせた食事を摂ることが大切なのです。
cafe87 のメニューは「身土不二」(人間の身体と土地は切り離せない関係にあるといわれ、その土地でその季節にとれたものを食べることが健康に良いという考え)を取
り入れたこだわりの食材、調味料を使った料理を提供しています。

-
グルテンフリー・カゼインフリー
小麦製品・乳製品に含まれるたんぱく質は腸が
荒れる要因の1つ。そのため小麦製品・乳製品
を含む食材を使いません。
-
白砂糖は使わない
白く精製された白砂糖はカラダに大きな負担が
かかり、腸内環境の悪化を招きます。甘味料はオ
リゴ糖を含む甜菜糖や、食物繊維の多いブルー
アガベシロップなどを使います。
-
揚げたもの、焦げたものは使わない
AGES(糖化最終生成物)を生み出す調理法を控
えることで、様々な病気や老化を予防します。
-
良質なたんぱく質がたっぷり入ったおかず
カラダ、ホルモン酵素の材料となるお肉、お魚、
大豆製品などのたんぱく質をたっぷり食べるこ
とで、免疫力を上げます。
-
質のよい油は積極的に使う
生野菜のドレッシングにはオメガ3のしそ油を使
っています。悪玉コレステロールを下げ、EPA・
DHAの材料になり、体内の炎症を抑制します。
-
酵素を含む生野菜・発酵食品を摂る
細胞の新陳代謝、体内の老廃物や毒素の排泄な
どカラダのすべての代謝活動に必要な酵素。
食べた物を分解する働きもあります。
-
カラダにやさしい調味料を使う
できるだけ食品添加物が含まれる調味料は使用
せず、素材そのものの味を活かしたカラダにやさ
しい調味料を選んでいます。
-
抗酸化食材をたっぷり摂る
野菜や果物に含まれる抗酸化物質は、体のサビを
防ぎ病気や老化の予防にとても効果的です。